院長ブログ

2018.02.09更新

よく患者さんに、冷湿布で冷やしました!と来院時に言われます。

多くの方が冷湿布は冷やす効果があり、温湿布は温める効果があると思っているようです。

結論から言うと、それぞれ冷やす効果や温める効果はほぼありません。

基本的に湿布は炎症を抑える薬剤が含まれています。

その他の成分で、冷湿布はメントールが、温湿布はカプサイシンが含まれています。

メントールはスーッとする成分で、カプサイシンは唐辛子の辛い成分です。

いわゆる、冷湿布は貼った際にヒヤッとし、温湿布は辛み成分で温かく感じるだけのものです。

冷やすなら、患部に袋などに氷水を入れたものや流水などで直接冷やした方が良いし、温めるなら、ホッカイロなどを用いた方が温める効果があります。

因みに、冷却剤という冷やす効果のある湿布みたいなものがあるぐらい、冷湿布は冷やす効果はほとんどありません。

アート鍼灸整骨院では、患部が腫れていて、さらに熱がある場合、炎症も取りたいし冷やしたいという時に、ローテルという昔から使われている手作りの泥湿布も用いてます。

このローテルは炎症を抑える薬剤も含まれていて、さらに濡れていて冷やされているので、冷やす効果も含まれている湿布です。

とてもよく効くので、ぜひ、ぎっくり腰や膝に水が溜まって腫れていたり、足首を捻挫して腫れている場合はアート鍼灸整骨院へいらしてください。

投稿者: アート鍼灸整骨院

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